国際技術交流プロジェクト
ワイン発祥の地として知られる、ジョージア(グルジア)よりブドウの苗木を輸入、
歴史ある醸造技術で世界最古とされる「ジョージアワイン」を能登半島で再現するプロジェクト。
クヴェヴリの技術を現地技術者より指導を受け、醸造開始に向け努力を重ねています。
クヴェヴリ製法とは
約8,000年前からワインの製造がされていたグルジアで行われていた製法。
「クヴェヴリ」と呼ばれる壺を地中に埋め、その壺の中で発酵させる製法で
地中は一定の温度で発酵ができ、ゆっくりと時間をかけて熟成されるので
樽の発酵では生まれない果実の風味が味わえます。
もちろん無添加なので身体にやさしいワインに仕上がります。
クヴェヴリワインの仕込み方
サツナヘリと呼ばれる木製の酒槽でブドウを踏み潰し、出た果汁とサツナヘリに残った果皮や果肉などを全てクヴェヴリに投入します。
約20〜40日間アルコール発酵します。その間に浮いてくる果皮を棒で下に沈める作業を繰り返します。
アルコール発酵が終わると果皮が沈み始めるので、赤ワインは果皮と果梗を取り除き、白ワインはそのままにして蓋をする。
3月下旬〜4月上旬に開封。発酵、熟成を経て出来上がったワインをさらに熟成させるか、またはそのまま瓶詰めする。
クリックすると説明が見られます